♯3 「購入VS賃貸」どっちがお得?ライフプラン別編

稲垣ヨシクニです。

今回も「購入」と「賃貸」の比較についてのお話の最終話になります。

前回までの記事「#1「購入VS賃貸」どっちがお得?キャッシュフロー編」でキャッシュフローについて比較をさせていただきました。

2本目の記事「#2 「購入VS賃貸」どっちがお得?市場データ編」では、今までのデータを元にお話しをさせていただきました。

今回はケースごとに、「どのような方々」が「どのように」購入していくのがオススメですよ、というお話をさせていただければと思います。

 
【ケース①】
35歳夫妻 子供1人
世帯年収700万円の場合
55平米 2LDK
5000万 16万/月々支払い
(完済年齢 70歳)
 
お子さんが増えた場合買い替えを検討することも可能です。
収入が不安な支払い年齢の60歳以降も、残り支払い年数はは約10年間なので無理のない範囲になります。
残りの10年で残債と残存価格を考えると残存価格の方が圧倒的に高くなり、残債が割れるというのは考えにくいです。
お子さんが独立して60代を迎えても1LDKや地方への買い替えも検討可能です。
 
【ケース②】
 
40歳夫婦 子供無し
世帯収入1000万円の場合
60平米 1LDK+S
6500万 21万/月々支払い
(完済年齢 75歳)
 
一見賃貸でずっと住み続けても良いんじゃないかなという方々ですが、この方々も十分買う意味はあります。
団体信用保険を含めて老後の不安を解消でき、残された配偶者の方を考慮すると非常にメリットはあるかと思います。
残された方は賃貸の場合支払いが不安になりますが、購入の場合は、支払いが終わっていたり団体信用保険によって支払いがなくなっている状況であれば残された方は住まいに困ることはないです。
 
【ケース③】
30歳独身
年収500万円の場合
45平米 1LDK
3500万 11万/月々支払い
(完済年齢 65歳)
 
この方は賃貸を選択するのも良いですし、賃貸より住宅ローン支払いの方が安いので買っておいても良いです。
また、ご結婚されてから買い替えをすることも十分可能です。
35年後退職するときに支払いが終わっています。
なので早く不動産を買うということのメリットを非常に活かせるケースです。
この方はそのまま持っている物件を賃貸に出されて、更に別の物件を住宅ローンで買うことも考えられますし
まず購入しておくことが良いんじゃないかなという方です。
 
今ご説明した通り、これは購入についてのお話なんですが
前回の記事でお話ししたように、一生涯賃貸という選択肢ももちろんありです。
なのでどういった家族構成なのかによって変わってくる部分でもあるとは思うのですが、
その後のライフプランをどうされたいかによっても変わってくるところになりますので、
ご自身のライフプランに合わせて考えていただけると思います。


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