【経済と不動産】日経平均株価と不動産価格の相関性はいかに?

今回は、株価と不動産の価格の連動についてのお話です。

不動産の価格というのは、日経平均に連動していて、日経平均の6か月後を目処に上がったり下がったりします。実際のデータはを確認しながら読んでいただけると分かりやすいかと思います。


現在の状況なのですが、株だけ高くて金利がすごく安く、景気は低迷しています。

こういう状況で本来は「株が上がって」「金利が上がって」「景気が上がって」

「全部同時に下がる」ことが多いのですが、今は異常事態にあると思っています。

これもちょっと懐疑的ではあるのですが、もしかしたら株価と不動産価格の連携相関性というのが崩れるかもしれないと言ってる方もいらっしゃいます。


私は、そのまま維持するんじゃないかな考えております。

日経平均と都心3区の中古マンションの平米の比較をご覧ください。

青い線が株価になり、黒い線が平米の単価です。

2008年はリーマンショックの頃ですね。

まず不動産の価格が先にガツンと下がり、その後、株価も下がっております。

そこからどんどん底に向かっていき、東日本大震災で両方とも底に向かっていきます。

そして、オリンピックが2013年に決定して、そこから上がり始めます。

株価は、イギリスがEUの離脱を発表した年なのでここは下がっているのですが、ほとんど連携していると言えるかと思います。


ここにも書いているのですが、ほとんど連携しているけれども、これからどうなるかは分かりません。

このまま連動していくんじゃないかなという風には思っております。

現在は株高だと思うのですが、コロナウィルスとかがありまして、株価はどうなるか?と言われておりましたが、株も安定して高い状態であると同時に、良いマンションに関しましても、価格の下落は全く見られないですね。

むしろ売れ行きが好調なぐらいです。


何度か申し上げていることではあるのですが、「実需と投資は切り分けて考えてください」ということです。

自分の住居を買って、それでキャピタルゲインを得るという考え方自体は非常にナンセンスです。


あくまでこれは目安として、株価と平米単価が連携していますと申し上げましたけれども、じゃあ、上がるの?下がるの?とか、これからどうなっていくのか分からないものに対して、今は買い時か?とか売り時か?とか、そういった議論はあまりなさらない方がいいんじゃないかなと思っております。


では、何が大事かと言いますと、まずは貸せる物件、売れる物件です。

これが非常に大事になります。

立地で、どこの駅で、そこから何分なのか?

理想は10分以内ではなく、7分以内ぐらいです。

人口の動体や、そのエリアの災害のリスクも、非常に重要になってきます。

KIZUNA-MAGAZINE

KizunaFactoryがお届けする不動産購入、売却のノウハウが詰まった記事コンテンツ。物件購入、売却を検討されいている皆様に役立つ記事を提供しております

0コメント

  • 1000 / 1000