チラシ・間取り図面の見るべきポイント!Vol.1~宅建番号や築年数、間取り~
今回は図面でよく見る用語の解説をさせていただきます。
不動産会社へ行くと、図面を渡されると思うのですが、専門的な事が多くて、何の事を言ってるのか分からないと思いながら物件を内見や申し込みをしている方がいらっしゃると思うのですが、それを細かく見ていければと思います。
まずは宅建番号というものがありまして、不動産をやる上で宅建業者の登録というものが必ず必要になります。
例えば、弊社KIZUNA FACTORYの宅建番号は【東京都知事(2)第96828号】
ここの()の中の数字が多ければ多いほど、歴史が長い会社であります。
現在は5年に1回の更新になりますので、(3)以上になっていれば、10年以上やっている不動産会社ということです。
歴が長ければいいというわけでもないのですが、基準としてはやはり数字が大きい方が良いのかなというのはあります。
ここからは図面の建物の内容をご説明させていただきます。
築年数でご注意いただきたいポイントは、1981年6月1日に「新耐震基準」というものに変わっておりまして、81年6月1日に新築の物件は結論から言うと旧耐震基準なのですが、ここから「建物を立てますよ」という、確認申請というものがされてから立ち上がっているものなので、目安としては翌年以降ぐらいのものに関しましては、新耐震基準となっています。
これは重要事項説明の内容として、必須の項目ではあるのですが、図面でも耐震基準がどうなっているか判った上だと、よりスムーズに探せるかなと思います。
次に、K・DK、LDKは畳数が決まっています。
「なんとなくこれLDKだよね」ということで判断しているのではなくて、Kは6畳まで、DKは6帖〜10帖。10帖〜がLDKと称されます。
WIC=ウォークインクローゼット、SIC=シューズインクローゼットになります。
シューズインクローゼットはシューズボックスのかなり大きい版で、中に入れるぐらいのサイズのものになります。
Sと書いてあるものもあるのですが、これは「サービスルーム」と言いまして、採光面が床面積の7分の1を切っている場合はサービスルームと表記しないといけないですね。
なので住む上ではあまり変わらないかもしれないのですが、表記としてSと書かないといけないものになります。
DEN=書斎、SB=シューズボックス、MB=メーターボックス
MBと書いてあるものに関しましては、面積に加算するのですが、そこには物を置いたりすることはできず、何もできない場所になるので居住と関係ない場所になります。
UBはあまり聞かないかもしれないのですが、ユニットバスの略になります。
ユニットバスというと、お風呂とトイレが一緒になっているタイプを想像される方多いかなと思うのですが、意味は違います。
規格のお風呂になってまして、ほとんどのお風呂がユニットバスだと思って頂ければと思います。
次に、バルコニーとベランダって聞くと思うのですが、実は定義が違いまして、ベランダというものは屋根がついているものです。
バルコニーは、バルコニーが重なっていることが多いので、上の階のバルコニーが屋根の代わりになりますので、ほとんどのケースがバルコニーだと思っていただければと思います。
ロフトとグルニエですが、ロフトは多分イメージつくかなと思いますが、グルニエというのはハシゴが折り込めるという、要は屋根裏部屋になりますので、グルニエの方がどちらかというとお部屋っぽい形になります。
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